土木業界に関わって40年になろうとしています。今になっては早いもんです。当時新宿の喫茶店が時給600円の時、土木の仕事は一日8000円〜10000円もらえる仕事でした。喫茶店の倍ですね笑笑。しかし当時はキツイ仕事と楽な仕事の違い？さらに力仕事なので女性には出来ない仕事だからな！っと思い稼いでいました。
今も土木業界は人気がないですが、昔からキツイ為、人気はなかったですね。アルバイトで普通の倍近く稼ぐ事が出来るのにやらない仕事が土方でしたね。
今現在はと言うと家の近くのコンビニでも8時間も働けば9000円ぐらい稼ぐ事ができます。今の土木建築業界わ？っと言うと今でも10000円と40年前と変わっていません！東京の土木建築業界の平均年収は450万円ぐらい。地方だと400万円以下だと聞きます。なぜ、こんなに土木業界の賃金は安いのか考えてしまう事があります。
俺達が若い頃はとりあえず稼ぎたいから土方をやって稼いで車を買おう！と目的があったものです。今の名尾建の従業員達を見ていると何でこんな理不尽な仕事をやっているんだろう！と思う事があります。朝は早いし、夜も遅い。仕事内容は力仕事でキツイ！そして危険？汚い！さらには現場迄が遠い！この危険な暑さの中で働いているし。さらには拘束時間がめちゃくちゃ長いです。私も経営者としていろいろな仕事を観ていますが、この土木業界は理不尽な仕事だな！と思う事が多々あります。
ただね、一つ言えるとしたら土木業界ほど日本国！日本人らしい仕事はないな！っと思う事があります。ものづくり日本！っと言われる様に、日本国はものづくりで国が成り立っています。人！物！金！と言う言葉は江戸時代からありました。人を育て、物を作り、お金になる！この考えが日本国ですね。
今現在、日本国は物価が安い！物価を年2%づつ上げて行く！と言っていますが、日本国は元来、ものづくりの国です。物価を上げると言う事は中小零細企業の末端な工場から値段、給料を上げていかなくてはいけません。
もともと日本国は資源がないのでものづくりをしているのだと思います。日本国はものづくりをする人口が多いからね。よく、首からの上の仕事が2割！首から下の仕事が8割と言われています。ようは8割が身体で稼ぐ仕事で日本国のバランスが取れているのだと思います。
もし、首から下の身体で稼ぐ人達の給料を上げたら、日本国の物価は一気に上がると思いますね。
実際、この何年かでだいぶ賃金も上がって来ましたね。その為、マンション建設価格も上がり建売住宅も7割近く上がっています。それでも土木建築業界の末端にはまだまだですかね！っと言う事はまだまだ建築価格が上がりそうですね。
俺？俺は絶対にこの業界を良くしますよ！きっとこの業界に関わっている人達の何かが足らないんだと思うんですよね。だから名尾建は厳しいし、キツイよ！プライベートでもね。
名尾建で働いている従業員達も俺の気持ちを理解しようと頑張っていますからね。俺の自慢は平均年収が600万円近いのと、700万円以上稼ぐ従業員も何人もいるし、1000万円稼ぐ人もいますからね。こんな事が出来るのは零細、中小企業で34名の従業員だから出来るのだと思います。でもね、日本国は零細中小企業で成り立っているからね！
お金はあくまでも結果ですよ！お金より先に従業員が皆んな名尾建を誇りに思う様な会社を作らないとですね。
俺の役割？俺の使命はこの土木建築業界を魅力ある仕事にする事ですかね。マジで！もっと頑張らないとですね。
写真のハコスカですが、GTＲ使用ですが、私が当時19歳❗️65万円でしたが、今なら幾らになるんですかね笑笑。良し！頑張ろ！