私も54歳になりましたが、この何年かですが勉強になった事があります。簡単に言うと買い物です。今迄の私の生き方から考えると一泊50000円の旅館と5000円のビジネスホテルを比べると、寝たら一緒!っと言う考えがありましたが、この三年から四年で考えはかなり変わりました。置いてある物や布団、食事など、それは当たり前ですが一番の違いは接客です。今でもどっちかと言われると民宿が好きです。何故かと言うと勿論料理です。ホテルの宿泊の値段が安くなった分、料理で勝負するしか無いですもんね!その辺の山で取った山菜や目の前の海で取った海の幸。その辺の物を食べる贅沢は最高ですね!
話はそれましたが接客!の話に戻しますが、聖蹟桜ヶ丘にある京王デパートの中にあったj pressの紳士服店で働いていた柴田さんがきっかけでした。名尾建の社員のスーツを作ったのもここでしたが、柴田さんの持っているボールペンブランドがモンブランのゴールドとシルバーでした。一本が10万円以上の金額です。柴田さんは言っていました。お客さんが10万円近いスーツやジャケットを買う時にサインをして頂く時に普通のボールペンでサインして頂く事は失礼だと言っていました。これもさりげない最高の接客です。柴田さんは柴田さんで最高のボールペンを買う為に銀座の伊東屋に行って伊東屋で働いている人の中で一番の販売員さんから買うそうです。接客のプロの考えだと思いました。
それから接客のプロ!っと言う人達に意識をするようになりました。私も二十代、三十代の若者達へのお返しに銀座の伊東屋や銀座にある革専門店のココマイスターなどに年に何回かは行きます。妻の真由美さんの誕生日などにバックを買いに行く時にも銀座店のフルラに行きます。最近ではある事情で帽子に興味があり銀座のトラヤに行きます。銀座で私が買い物をする店で共通する事は、接客のプロ意識です。接客する方が物を売りながら売っている物への愛情がとても感じられます。全て売る物のこだわりから始まり最後迄こだわりで終わります。こだわりは買った物の渡し方一つとってもこだわりがあります。いつも私は思います。カッコイイな!ってね。
この帽子はパナマハットです。一つは33万円で、もう一つは19万8千円です。高いな?っと思いながら接客されていると、最終的には適正価格に思えてくる事が不思議です。これが接客のプロですよね!
食事もそうですが、銀座久兵衛にお寿司をたまに食べに行きます。いつも個室を借りるのですが、接客担当にいつも同じ女性を頼みます。何故ならその方の接客が上手いな〜っと感じるからです。勿論妻の真由美さん共行きました。その接客してくれる方が担当だと私が連れて行く人と良い雰囲気が作れます。何故か?っと聞かれても良く分かりません。でも何となく分かる部分もあります。
私が名尾建の若い人達に言う事があります。奥さんや彼女の記念日ぐらいは銀座に行って買い物しな!ってね。確かに値引きは無いですが銀座で買う価値はあるよ!ってね。私は気付くのが遅かったですね。お金に余裕が出て来た時に、たまたま銀座に行く事で接客の楽しさやカッコ良さを感じました。土木建築業界とは違いますが、接客のプロ達を見ていると、そこで働き販売している事、物に誇りや自信を感じます。さらには楽しさも感じます。そこは土木建築業界や飲食業界も物売り業界も共通していますね! 今の時代、ジャパネット高田などインターネットや電話で買う時代になって来ましたが、やっぱり人から人へコミニケーションから買う事を考え経験するべきですね。私もせめてもう少しこの様な経験が早く出来ていれば良かったな?っと思います。だから記念日ぐらいは銀座で買いな!っと言います。値引きが無い分は授業料だと思えば良いと思います。
ただ一つ銀座に行って良かったな!っと思う事があります。お酒が苦手で良かった事です。もしお酒が大好きならば銀座のクラブに行ってお金が大変だったかもですね。今、コロナ禍で銀座のクラブも大変だと思います。一番怖い事はクラブが潰れキャバクラが増える事で銀座の雰囲気が安っぽくなってほしく無いですね!銀座でジャージを履いて歩いているのは外国人!日本人はオシャレだ!ってね。俺は俺で頑張ろ!
2021
1
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