人手不足と言われています。実際本当にそう思います。先々月銀座吉兆に行った時も女将さんが今の若い板前さんの考えの違いを話してました。銀座久兵衛でさえ、中居さんの人手不足で個室を閉めています。こんな名店でさえ人手不足なのか?と私も考えてしまいました。
でも何となく分かるんだよな!中居さん、板前さんの束縛時間はとにかく長い。後給料も安いからね。
土木建築業界も一緒!束縛時間が長い上にキツイ!汚い!危険!テレビのニュースで仕事で死ぬかもしれない仕事は土木建築業界だけだな?と感じます。コレも又給料が安い。
確かに板前、土木建築業、中居などコレらの仕事は学歴が関係ない!今、日本国は学歴社会です。俺達の時代は大学進学率30%でした。高校卒業したら働くのは普通でした。今の現代は大学進学率は60%を越しています。残りの15%から20%は専門学校に進学します。そう考えると高校卒業して働く人は?と考えると10%から良くて15%なのが現実です。
学歴とは無縁の仕事、土木建築業界で働く人が少ない事が分かりますね。大学卒業して仕事を選択する時に土木建築業は頭に無いそうです。板前、接客業など学歴に関係無いですからね。この今の現状は前から予想出来た事ですね。
今の土木建築業界では20代が10%を下まわっているそうです。そりゃあそうですよね。大学に行っている人より高卒を探す方が難しい世の中ですからね。
その様に考えると日本国を底辺で支える仕事、土木建築業は外国人の研修生の仕事になってしまいます。まだ研修生ならいいですが、外国人経営者が外国から安い賃金で働く人を連れて来くような会社が増えれば日本人の経営する土木建築業の零細中小企業は維持する事が難しいですね。何せ安い!
今、私が考えている事は3年先5年先を見据え大学卒業生を土木建築業!さらには零細中小企業で働く選択がある事を伝える事を考えています。そんなんで今私は中学生、高校生、大学生と話せる場所に頻繁に出向いています。
私も57歳になりこの土木建築業の良さを実感しています。
土木建築業界が強いと言うよりは名尾建で10年働いたら人として強く育てる事を考えています。名尾建で10年以上働いている30代は日本国の何処に行っても家族の飯を食うぐらいは稼ぐ事は出来ます。今5年目の竜馬、近藤、凱も凄く成長しています。確かに名尾建の仕事内容はキツイです。でもキツイのは当たり前です。10年間名尾建で働くとほとんどの技術を身に付けさせます。技術を身に付けてから働き方を選択すれば良いのだと思います。何故ならば技術さえ身に付け身体が元気ならば死ぬ迄飯には困らないですからね。
75歳になっても週に3日働いて月に12日働くだけで30万円稼ぐ人もいるからね。コレが技術を身に付けた職人だよね。コレが土木建築業の強さだよね!
最初の10年は無になって技術を身に付ける為に頑張って働け!ですね。技術さえ身に付ければ後の働き方は選択の自由だからね。25歳から土木建築業界の世界に入り10年たっても35歳だからね。今、2年目の佐久間は職長としてやり出しましたよ!まだ19歳だからね。一つ先輩の龍之輔に付いて仕事をしていて、毎日毎日帰りが遅く不貞腐れていた佐久間が職長になると、朝も早くなり、夜も遅くまで働いてるよね笑笑。何で?それは想像力で段取りをする様になるからね。今は一つ下の18歳の尾前を連れ龍之輔にやられた事を自分がやっているよね笑笑。今迄は佐久間が被害者だったけど今は尾前が被害者かな?次は佐久間の同期入社の志村も行きそうだね!
何せ、休みたい!楽したい!楽しく仕事したい!働く前から、技術を身に付ける前から言う言葉ではないよね。技術さえ身に付けてから考える事だよね!俺はいつもそう思って生きていますね。技術さえ身に付ければ自分に自身が付きますからね!自分らしくいれるよね!
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