2023年がスタートしてもうすでに12日が経ちました。今年度の私のテーマは名尾建の従業員に技術を教える!でしたが、現場に出ていると技術を教える前の仕事に対する姿勢?気持ち?を教える事が先だと思いました。
何故そう思い出したか?と言うと、今現在、名尾建で人事として動いている高橋拓巳の動きが人事として形になって来た様に思うからです。毎年新入社員が入ってくる様になるかもしれませんからね。会社組織も一つ教育を間違えると烏合の集になってしまうからです。
現実を言わせてもらうと、高校卒業の新卒の学生が土木建築業界で働く確率は250分の1だそうです。今年度の4月から3人の新卒が名尾建に入社して来ます。750人のウチの3人ですね!その3人の高校は今2年目の市川昭次郎の母校で毎年、昭次郎が講演に行っている学校です。きっと昭次郎の生まれ持っての華とそれを活かしている拓巳の仕事振りだと思いますね。
私が1月5日から現場に出て1番思う事は仕事に対する姿勢です。仕事に対する姿勢とは?と聞かれたら答えは簡単です。時間の使い方です。現場では8時から朝礼、体操を始めます。終わると8時15分、10時、15時の休憩、昼の飯。この意味の分からない昔からの習慣が仕事に出て来ますね。10時、15時を毎回休憩している職長がいます。別に休憩するな!とは言いません。ただ毎日毎日同じ時間に休憩する職長を観ているとこの職長にはその日、1日1日のテーマがない事が分かります。私が行く現場では午後15時の休憩はない事が多いですね。何故か?当たり前です。日が短いからです。今の時期17時には暗くなり始めますからね。日が長い時期は休憩をとりながら長く働いた方が仕事が伸びるかも知れません。要はその日のテーマを終わらせる!思ったよりも早く終われば次の日の仕事をやる!コレが欲だと思います。暗くなり、作業が出来なくなったら明日の作業の為の準備をする。限られた時間でどれだけやるか!ですね。
土木建築業界ではその日の作業は終われば終わり!と言う習慣があります。しかし私もこの業界で30年以上働いていますがそんな事はたまにしかありません。頭の良い人は次から次へと仕事を見つけます。毎回帰りの早い職長は頭が悪い人が多いですね。作業人数も1人でいけるのに2人必要だと言います。その日のテーマを考える事は勿論ですが、明日、明後日の作業迄考える事ですね。やっぱり時間の使い方ですね。
名尾建で従業員で言うと森部長と古屋さんは凄いですね。いつも感心していますね。古屋の仕事に対する姿勢はいつも感心しますね。想像力、原動力、経験ですね。一つ足らないとすると言葉ですかね^_^こないだも八王子で現場をやっていたんですが、2年目の20歳の井田連恩に、今日の作業は古屋さんに付いて勉強しろ!と言いました。私の言った勉強の意味がわかってくれたら嬉しいですけどね。流石が古屋ですね。私がめーいっぱい掛かると思っていた作業を15時には連恩と2人終わらせていましたね。私も小池さんと2人で予定の作業を終わらせ、終わった4人で次の日の準備をしていました。
私の言う仕事は正に古屋さんの仕事に対する姿勢です。若い人達にあーだこーだ言う前に1日の古屋さんの動きを観てもらう事で仕事に対する姿勢が少しでも分かると思いますね。
想像力、原動力、経験と言いましたが、今現在、3年目の加畑凱などは20歳そこそこのクソガキの年代でも、いつも一生懸命働いています。一生懸命と言うよりは、毎日が勝負だと思いその日の仕事をする事が大切ですね。凱は土木建築業界が大好きで、高校卒業して静岡県から来て働いています。凱と言う若者はきっと想像力は持っていたんだと思います。原動力はこの仕事が大好きなんでしょう。凱に足らないのは経験だけですね。しかし凱はいつも現場で、安全パイでは無く、チャレンジする性格なので、自分の限界が時期に分かってくると思います。1番大切な事は限界に対するチャレンジです。チャレンジをする事で1日の作業の限界が分かります。これこそが本当の意味での経験ですね。凱は10年もしたら今の30代から上のほとんどの先輩達を抜くでしょうね。失敗も人一倍すると思いますよ!それも経験です。
ただの10年よりめーいっぱい作業をやる経験を積まないと普通!で終わってしまいますからね!俺は55歳です。俺もめーいっぱいで生きてきました。凱とかに教える事が出来る事は一生懸命生きる事と時間の使い方ですね!凱以外にもどんどんクソガキ共が出て来そうですね!俺も頑張らないとですね!良し。
2023
12
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