先週にコンクリートを打った型枠のバラシをやりました。100m3以上のコンクリートを流し込みます。私が二十代の頃仕事を教わった上原さんと言う方がいました。名尾!コンクリート打ちは土木の祭りだ!と良く言われました。綺麗に鉄筋を組んでも、しっかりとした型枠を組んでもコンクリート打ちを失敗したら全部おしまいです。その為私はコンクリートを打つ作業の時は、人が変わり興奮します。今回の擁壁工事も失敗したら何千万円の損害です。私が若い頃マンションの階ごとにコンクリート打設する工事の時、必ず、設備工事の人、ガス工事の人、電気工事の人達が酒かお金を私に持ってきました。悪い人はコンクリートでワザと壊す人がいたからです。それ程コンクリートを打ち込む作業員は大事だったのです。私が若い頃は作業員、現場監督!コンクリート打設工事の時は現場の雰囲気が違いました。コンクリート打設工事は綺麗に打つことが目的では無く、しっかりとコンクリートを打つ事が目的でする。綺麗に打てば良いですが、隙間無く打つ事が目的です。その事を意識していると緊張感がでますね。5メートル以上の擁壁は久しぶりなので、迫力があります。裏込めシートを貼り残土を入れて完成ですが、この現場の擁壁工事の十分の1の擁壁工事が終わっただけです。わかっているのかな?今から頑張らないと!
2019
6
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