今日は朝から品川区の現場へ行きました。土曜日の夕方6時頃現場所長から、怒りの電話があった為です。 31日の月曜日、社内検査だけど間に合うのか?との苦情です。今現在、小林が担当している外構工事の現場ですが、10日ほど前に観に行った時はとても順調な為、安心していた現場の一つでした。
私は起点、起点で現場担当者の内の社員に電話をする事で何となくですが、状況が分かります。勿論、現場を観に行かないと分かりませんが。私は現場を観る事で何を観るかと言うと、現場での動きの流れです。職長の動きの流れが良い時は、現場が進み、その反対に流れが悪い時は現場が進みません。現場は職長が段取りをして、その日のテーマを考えますが、高さや位置だしや材料など考える事が多い時は現場が進みません。その様な時は進みが悪くサポートの人を入れる必要があります。とても大変でも、流れている時は安心しています。これも私の経験ですね。
この品川区の現場の苦情はフェンスの材料でした。メッシュフェンスの材料が3枚足りず、扉のシリンダ−錠も3個足りません。材料屋さんに確認の打合せをしてもらっているのに、シリンダ−錠など特注の材料が足りず、どうにもなりません。確かに私達の確認ミスかも知れませんが、フェンスなど特殊の物が数多くあり私にも分からない物が多く材料屋さんの営業マンに頼らなくてはいけません。もし営業マンが私のミスだと思うなら、インターネットで買った方がマシです。営業マンの存在価値がありません。お互い得意、不得意がありますから!しかしこの暑い日が続く中、頑張っているのに、材料が足りず工期に間に合わないのは、一番ショックです。イヤ、悔しいですね!対処の仕方を考えるしかありません。
その日の夕方、八王子の浜寿司に電話をして板長のお任せ寿司食べたいけど、カウンター空いてますか?と電話するとたまたま空いていて妻と長女の3人で食べに行きました。私は食べるのも、勿論好きですが寿司を作る姿を観るのが大好きです。いつ見ても、カッコ良いと思います。板長は15才から浜寿司で働き出し、35歳と言っていたので20年以上も寿司職人として働いています。板長の隣で寿司を握っている若手は23歳で6年だそうです。板長と話していると根っからの料理人で休みの日も料理を作るか、良いところに食べに行くかの様です。
しかし何処に行っても料理人の若手がいないですね!材料を見極めて買い出しに行き、材料を加工してひと工夫して、お客さんが来たら仕上げて出す!大手飲食チェーン店は大量に安く仕入れ、材料を仕入れる人!加工する人!後はあっためる人!料理人の醍醐味は自分の目で材料を見極め、したごしらいをして、お客さんに出す!お客さんが喜んでくれる喜び!大手チェーンの飲食はお客さんの為にはなっているが、お客さんが喜ぶ顔は料理人から見えません。私達の仕事もそうですが、お客さんや周りにいる人が喜んでくれる事で人が集まりその人達の顔を見て、又一生懸命頑張ろうと思います。料理人や建築土木業!こんなに魅力があるのに!と私は思います。どの様にすれば、この魅力が伝えられるか!日々考えます。お金?安定?環境?分かりませんが、名尾建材として出来る事からやるしかないですね。良し!今日も頑張るか!
2020
31
Aug Copyright © 硬派な生き方 All Rights Reserved.