最近の世の中を見て思う事が多々あります。俺達がやっている現場!と言う仕事は毎日が勝負です。勝負?そう、勝負です。毎日?そう毎日です。現場と言う物には工期があり、現場所長を先頭に現場の完成を目標に毎日を頑張ります。日曜日は確実に休みになったが、土曜日はやっぱり仕事です。世の中が土曜、日曜日と週休二日制の時代に現場仕事はやはり週休二日制にはなかなかならないですね。
名尾建も4月から9月迄の前半はそこまで忙しくは無かったですが、10月からはとにかく忙しいですね。こんな感じで今期は忙しいまま行きそうですね。
私は仕事を2種類に分けます。現場の様な毎日が勝負の仕事!今日はここまでやる!ではなく、今日はここまでやらないと!何故?現場は週休二日制にならない?それは一つの現場を完成させるのには、何種類の職種、たくさんの会社があるためです。現場所長が、明日は大工さん10人、鉄筋屋さん5人、土工さん3人頼みます!と言ってその通り、しっかりと人が揃えば、現場は工程通り進みます。しかし大工さんは明日は来れません!とか鉄筋屋さんは2人しか行けません!とかで、工程通りに行かなくなり休みが少なくなって行きます。一年を通じ、だいたい3分の2は忙しく、3分の1は暇なのが、世の中の流れです。その3分の2を頑張れる会社は利益が出ます。要は、仕事がない時に焦ってもしょうがなく、仕事がある時にいかにやるか!ですね。それが現場です。だから1年を通じ週休二日制にはならないのが現場仕事ですね。
現場職とは別に営業職、人事職などがあります。営業は仕事を取る職種です。人事は人を入れる職種です。この様な仕事は毎日が勝負ではない様に思います。しかし結果!が全ての仕事ですね。来年度何人入社するの?誰も入りませんでは、1年間遊んでたの?になります。営業は仕事を取る事が仕事です。営業?仕事を選ばずに取るのであれば、営業職は誰にでも出来ます。利益の出る仕事、手離れの良い仕事、誰にでも出来る仕事を数多くの仕事から選び営業するのが営業職の仕事です。手離れが良く、誰にでも出来る仕事を取ると言う事は協力業者も見つけやすいと思います。自分で仕事を選び営業し、自分の協力業者を見つけ、会社の売上、利益を出すのが営業職の仕事です。営業職も結果が全ての職種ですね。今の様な仕事をやるので有れば、現場職の従業員の信用で営業をしなくても、仕事が来ますからね。簡単に言うと現場に行っている人が営業マンの役割ですね。
営業職や人事職などは現場職とは違い、1年間を組立て、結果を出す仕事です。カッコよく言えば計画です。私の様に現場主義の人間には出来ませんね!
しかし現場職の人達は毎日が結果を求められる仕事です。だからさぼる事が出来ません。しかし一年を通じ結果が全ての職種の仕事は自分との戦いです。一歩間違えると、今日はいいや、明日もいいや、今週もいいや、今月もいいや、さらには来月もいいや!になってしまいますね。本来なら、営業職以外にもコレが得意!人事職以外にもコレが得意と言うものがあれば、良いといつも感じます。私が働き出して、35年経ちますが、今迄この営業マンは凄い!と思った人は金物屋の大竹産業の碓田さんぐらいですね。センスはあるのに、もったいない人材は何人かいますけどね。皆んな、こんなもんでいいや!ですかね。俺からすると、1年の計画をたてる事しか出来ない人が営業、人事と言う仕事をやっているからこの様にコレでいいや!になってしまうと思います。何年も先を見て計画をたてる事が出来る人ならば、コレでいいや!にはならないと思いますね。
名尾建が何故成長しているか?それは名尾俊太郎がしっかりとした信念を持っているからです。依頼された仕事を断らない!ですかね。どんなに忙しくても、古川専務と考え、今いる従業員、重機、地域、環境を把握し、どうするか!とにかく考えます。言い訳は簡単です。後従業員が何人いれば、重機が何台あれば、後お金がいくら有れば!そうでは無く、今の環境で最大限の知恵、工夫して頑張る!ですかね。
もし、俺と古川がこの現場忙しいから断ろう!と一回でも断ったなら、この現場も断ろう!と緊張感が無くなり、楽を覚えてしまいますね!そこで名尾建の成長は止まるでしょう!一度折れた緊張感を取り戻す事はとても厳しいですからね!とにかく、やるしか無いですね!それが現場です。でも1番現場の良い所は達成感ですよ!
毎日が勝負!ですね。
2022
10
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