
組織図と組織力は全く違う事です。もし、組織と言う形がなければ、名尾建の社長の名尾俊太郎が30人以上いる従業員に対し社員旅行、来年は広島だから!っと1人1人、30人に話さなければならない。しかし組織図があれば1人に話せば全従業員に伝わります。この様な内容を伝える事が出来るのが組織図だと思っています。
組織図とは違い私が思う組織力は思い入れ、会社に対する忠誠心であり一緒に働く人への思いやりなど奥が深いのが組織力だと私は思っています。だから私は全ての従業員に名尾俊太郎の代わりだと思い仕事をしてくれ!と支持を出しています。名尾俊太郎の代わり!と思う事で現場での行動、発言を意識する様になります。コレが組織力の原点です。代表取締役である名尾俊太郎の魂!気持ちを理解する人が組織の上に立たなければいけないと思います。
この様な気持ちがなければ組織は成り立ちません!
職長として現場を任されます。当たり前の様に名尾建!と言う会社の誇りを持ち現場を終わらせて来ます。1カ月300万円の出来高の現場もあれば1カ月4000万円ほど出来高を上げる現場もあります。どんなに大変な現場でも工期に間に合わせなければいけません。勿論、私が叩き台の工程表を作り現場所長と話し合い工期内に間に合う様に工程表をつくります。
現場では現場所長を長てし、名尾建の誇りを持ちつつ現場所長の分身と思い現場を施工します。そうでなければ組織はバラバラになってしまいます。その為には、現場所長の癖、こだわりなどを理解しなければなりません!
絶対にやってはいけない事は自分を尊重する事です。あくまでも現場所長が長ですからね。もし、現場所長がパニックになっていたら助けるのが組織です。もし、若い現場所長でも一緒です。ようは現場所長より絶対に上に行ってはいけません。じゃあ現場所長がだらしなかったらどうするんですか?それでも現場所長を立てなければいけません。だって長だからね。もし、現場内でたくさんの職種の職長達が自分を尊重ばかりしていたら組織は成り立ちませんからね。
現場所長が凄く仕事が出来るならストレスはないと思いますが、しかしそうではなく、どんな現場所長でも下請けは監督を選べません!それをストレスと感じるのかは、考え方一つでしょう。
職長となればどんな現場所長に対しても対応出来なくてはいけません。こちらもストレスを感じますが、相手方はもっとストレスを感じているかも知れませんね。
夫婦でも他人ですからね。ストレスと言う考えでは無く、相手方を尊重し、助ける事が出来れば良いですね。助けてくれる事もたくさんありますからね。
組織と言う物を理解し、自分の立ち位置を考え思いやりがないと組織は成り立ちません。
組織図は形で、組織力は思いやりですね。人は1人では生きていけませんからね!