私も名尾建の代表取締役社長として35年以上経ちますが、いろいろと勉強になります。何故勉強になるか?きっと幸せな事に同じ事を35年間やっているからだと感じています。会社を設立しての生存率?と言う事があります。10年生存率は6.5%、30年生存率は0.025%です。会社を設立して10年ある会社は100社中6社、30年間だと5000社中1社しか残っていない!と言う事です。だから昭和の昔の人は上場企業で働く事が目標だったのだと思います。
小さいながらも名尾建の代表取締役として30年以上働いて来て思う事は周りに対する意識が変わって来た事です。21歳から商売を始め、当時はとにかく良い車に乗ってやる、デッカイ家に住んでやる!お金持ちになってやる!全て私利私欲でしたね。今では56歳になり人に対しての考え方がすっかり変わりましたね。
組織!と言うものを考えた時、どう会社を発展させるか?では無く、どうすれば若い世代に希望が生まれるか?と考える事が優先だと私は思っています。そして若い人達に希望を持たせる事が出来たら、私達、50代60代は若い世代のサポートに周る事が会社を発展させる様に思います。その為には若い世代に土木建築業界の魅力を伝え、働いてもらわないと希望も魅力も伝える事が出来ません。その為には会社内をいつでも受け入れる体制を整備しないといけないですね。ここで働きたい!と思える会社にね。
私は土木建築業界を見ていて1番感じる事は技術を持つ事の強み!ですね。本来は営業も人事も経営者も立場立場であの人しか出来ない!と思える技術を身に着ける事が必要なのに、今の営業マン、人事を見ていると明日から俺でも出来る!と思える仕事内容に思えてしまいます。実際、明日からでも出来る仕事内容ですね。しかし名尾建の人事、営業は他の会社の人には絶対に出来ない人材です。何故?当たり前の事です。名尾建の人事、営業マンには技術が身に付いているからです。私が30年以上会社経営をしていて、技術を持った営業マンは1人しか出会った事がありません。その人の真似をすれば、その会社は今では凄く発展したと思います。しかしその会社は馬鹿でも出来る中身の無い発展をしていますね笑。
名尾建の中堅の30代の世代も私から見ても精神的にもとても成長しています。それは、自分より家族より子供より組織を1番に考える事が出来ているからです。家族より組織を優先させないと人は付いて来ません!何故なら俺が家族が1番!て言っていたなら、俺の下にいる従業員達はどうせ最後は家族と逃げるだろ!と思われますね。
俺にとって家族は一心同体であり、俺が良い飯を食べられたら妻も良い飯が食べられ、俺が貧しかったら妻も貧しい、右を向いても左を向いてもいつも一緒なのが家族ですね。だから家族より組織を優先する事が出来るのだと私は思っています。これはあくまでも私の考えですよ!35年間の経験かな?
私も56歳になり共に汗を流して来た世代も50代になり、今から名尾建が発展していくには、若い世代の頑張り意識は当たり前ですが、私達の年代の立ち位置が1番重要だと私は考えています。その為には勉強ですね!勉強?笑笑。今日も頑張らないとですね!
2023
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