私も名尾建を作って35年になります。21歳の時、中古の大型ダンプを100万円で買い始めました。それから今では歳も56歳にア!っという間に35年が経ちましたね。経営!と言う言葉はカッコよすぎで私なんかは商売!の方がピン!と来ますね。35年間で今の名尾建!が現実です。
経営!って何だろ?と最近考える事があります。経営者として、ただ一つ言える事があります。お金儲けでは無い事がね。コレはあくまでも私個人の考えですよ。
経営者は組織を作る事が仕事の様に思っている私がいます。組織を作る事人を育てる事。だと私は考えています。組織とは社長、専務、取締役、実行部隊として、課長を先頭とするグループがあり、その上に部長がいます。仕事をとって来る営業部があり、人を入れる人事部があり、目標を決める為に、経理部があります。コレが簡単に言う組織です。
私が思うに組織を作る事は馬鹿でも出来ます。組織を維持する事も馬鹿でも出来ます。ただ強い組織力!を作る事はとても大変だし難しいですね。社長!て何をやる人?専務は?課長って何をやるの?部長?営業マンは仕事をとるだけ?人事は人を入れるだけ?この様に質問された時に一つづつ説明を出来る人が経営者だと私は思っています。なぜなら私には理想があるからです。勿論、若い頃から理想があった訳ではありません。若い頃はお金を追っかけていた私がいました。だれよりも!誰にも負けないぐらいお金を追っかけていましたね!しかしある病気をした事で、お金より冷静に人を見る事が出来る様になりました。
きっと私は賃金をたくさん払う事で人がついて来てくれると勘違いしていたのだと思います。そうでは無く、人を育てる、人を大切にする事でお金がついてくる事が分かりました。
人を育てる、大切にする!と言っても正解なのか答えがないのが現実ですね。結局、私が65歳で経営者として引退しようと考えていますが、後9年後に正解だったか、不正解だったのかが分かるかも知れないですね。
ただ一つ最近思う事は経営者、大小関係なくトップの人は人に影響を与えなくてはいけないのでは?と思う事があります。経営者の言動、行動を観て俺も頑張らないと!ってね。そう考えると大手企業の役員の人達などを観ていて思う事があります。現場で活躍している時は凄い人、人が集まり派閥が出来るくらい影響力があった人が、偉くなればなるほど、もの凄い大きな組織の中心に入り、ただの人❓になってしまい、影響力も無ければ存在感もなくなってる様に思います。どんなに素晴らしい人でも従業員何千人の会社の経営陣に入ると存在感が消えてしまう様な気がします。それが現実ですね。松下幸之助や経営者としての著名人はどんな人だったんだろう?と思いますね。
私は経営者として従業員の家庭迄入る事もあります。何故なら私の理想とする男になって欲しいからです。1人でも信頼される人を作る、育てる事でその人の周りに安心してついていける人が出来ます。さらについていっていた人が育つ事で、知らず知らずに強い組織力がどんどん大きくなっていくと思いますね。
今の若い世代でもコレをやりたい!と言う若い人は勿論います。その人に賛同している人達も数多くいます。彼らの向かう方向が正しいかは分かりません。ただ一つ言える事は頼もしい!ですね。トップの人が間違った方向に行ったら賛同している人達が正せば良いんです。もし、賛同している人達が腐りかけたらトップの人が背中を見せれば良いんです。それが組織では無く、組織力ですね。
名尾建も今の若い世代達はとにかく仕事を覚える事が第一優先です。1人では生きていけないので思いやりと言う事を理解します。俺、俺は経営者として若い人達が成長したら、適正の給料を払える様に利益の出る会社を作るのが私の経営者としての役目ですね。
今の日本国に一番必要なのは、零細中小企業かもしれないですね!だって零細中小企業は影響力を与える事が出来るかも知れないからね。大手企業?上に行けば行くほどただの人になってしまうのが、今の日本国の様に感じますね。今、影響力を与える事の出来る人は零細中小企業と大手企業の課長、部長クラスかも知れませんね。
希望の持てる日本国にしないとですね!俺は燃えていますよ!毎日が勝負ですね!
ここは日本国ですからね
2023
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