昨日、稲取に石鯛釣りに行きました。久しぶりに石鯛が釣れ良かった〜の一言です。サイズは痩せていたので2.5キロでしたが、充分満足です。何せ6月26日以来、4ヶ月振りの石鯛ですから!石鯛を釣るのに最近思う事は石垣鯛がやたら多くなったので石垣鯛はやたら釣れますが石垣鯛のせいで石鯛を分けて釣る事がとても難しくなった気がします。私も石鯛釣りを27歳から27年間やっていますが今でも石鯛が釣れると興奮しますね。石鯛釣りの醍醐味はあたりにあります。石鯛様の太い竿が一気に突っ込んだ姿にはこの歳になった私でもドキドキします。82歳になった藤川会長も言っていました。いろいろな魚釣りがあるが、初めて釣った石鯛を覚えてるだろ!初めて釣った事を覚えてるなんて石鯛だけだぞ!と言われた時に確かに!と思いました。石鯛は年間、5枚釣れれば100点と言われる釣りです。1日あたりが無いのも当たり前の釣りです。
私が石鯛釣りと出会ったのは27歳の時です。当時はバブル時代で今日よりは明日、今月よりは来月、今年よりは来年!と思える時代でした。石鯛釣りのエサはサザエ、トコブシ、アワビ、ヤドカリ、ウニなど人もあまり食べない食材をエサに使います。一回の伊豆半島への釣行でエサ代が15000円、交通費、渡船代を含め約25000円掛かり、三宅島や八丈島、さらには屋久島、種子島などに行くとさらにお金が掛かります。その為石鯛釣りをやっている人は自営業や社長、お金を持っている人が多く、サラリーマン石鯛師は未婚の人が多かったです。とにかくふざけた連中の集まりで当時若い私は、皆んな金持ちばっかりだと思っていました。しかし私はそんな人達に憧れていたんだと思います。憧れは目標になり、当時俺もお金を稼いでやろうと思った事を思い出します。
最近、私が考える事は、憧れ!と言う言葉です。川崎石鯛の関口さんとはこんな事を良く話すのですが、仕事でも石鯛釣りでもプライベートでも憧れ!はとても大事です。54歳になった私もそうゆう存在に意識しないとダメな歳だよな!と最近思い始めてました。今の若い人達は何を意識し、何を求めているんだろう!と考えますね。そう考えると私達の年代は若者達に夢を与えられないクソの年代かも知れませんね!
当時は石鯛の雑誌や釣りの雑誌が数多くありました。釣りテレビもあり、その様な事に関わっている人達が目標になって憧れに繋がったのかも知れません。私も二十代の頃、伊豆半島で行われていた、100人以上集まる石鯛の釣り大会で2連覇した事がありいろいろ方と出会うきっかけになりました。沼津の藤川会長もその1人です。藤川会長も今では親子の様な付き合いを家族でさせてもらっていますが、石鯛釣りと言えば沼津の藤川一範と言われる凄い存在でした。今でも全国の石鯛釣りの人達から慕われ、相談役の様な存在です。気どる所も無く、名尾家の娘2人からすれば、ただのおもろいオッサンに見えるのだと思います。そこが藤川会長の魅力ですかね。
結局、今の時代何が足らないのか?と考えた時に藤川会長の様な絶対的な存在が今はいないですね!当時は石鯛クラブ同士で競い合う事は勿論、常に意識をして戦っていましたね!その為か藤川会長の年代は今になっては仲が良いですね。今思うと、会長の年代は馬鹿でカッコ良い人が多かったですね!後1番感じる事は人が集まる場所が少ないと思います。人が集まる事でいろいろな発想が生まれ、意識し場合によっては競争意識が生まれ切磋琢磨して成長に繋がりますね。その様な場所を作る事がこれからの私達の年代がやらなければいけない事だと考えています。人が集まる所を数多く作る事で何かが始まりますね!何を書いてるか分からなくなって来ましたけど、とにかく動いてナンボですね!行動あるのみ!です。良し、頑張ろ!
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