若い子に何故がんばるのか?何を考えて頑張れば良いのか?何の為に頑張るのか?と聞かれ、私は答えました。俺は今月で57歳、質問して来たのは20歳です。凄く良い質問だし、自分は自分で考えさせられますね。
昨日は世田谷の森部長の現場に丁張と言う準備工の作業をやりに行きました。私も名尾建材を21歳から始め23歳の時に法人にした事を考えると34年目になります。森部長も俺と一緒で30年以上この土木建築業界で飯を食べています。久々に森部長の現場に行くと、段取、作業スピード、全てにおいて別格です。決められた工期に向かい、作業スピード、作業人数を考え材料を注文します。他社の会社の人達も誰からも認められている存在です。
そんな森部長も20代からこの土木建築業界の職人の世界に入り30年以上になります。毎日毎日同じ様な作業を30年以上やり続けています。勿論、俺も一緒です。
20代の若者が毎日毎日同じ様な作業をしていて良いのかな?自分が本当にこの仕事がやりたかったのかな?と疑問に思う事は当たり前です。それが人生の壁!です。毎日同じ様な作業をしていている自分がこんな事をしていて良いのかな?と考えると、不安になりますが、もし、そこで辞めたら今迄の経験がパーになり、成長が止まります。そう思いながら必死に俺は頑張ってきました。でもね、毎日毎日同じ事の繰り返しですが、毎日毎日必死に頑張っていると視野が広がってくるんだよね。そうすると同じ作業なのに又違う世界が見えてくるし、まだまだ先がある事に気付き、もっと頑張ってさらに頑張ると、この先に何があるんだろう!と思ってくるんだよね!俺わね!俺は馬鹿だからこんな事を考え、もう57歳かな笑笑。
人は弱いから10出来る事を9しかやらなくなり、それが、やがて8になりその様に要領を覚え楽を覚えていきます。この様な考えをする人がほとんどですね。成長が止まりますね。俺の生き方、考え方は毎日10やる事を11やる事を考えますね。そうする事で11が、今迄の10になります。コレが成長です。
名尾建と言う会社一つとってもそうですが、専務の古川と昔から話すのですが、来た仕事は断らずに全て受け入れろ!と話していました。勿論、決められた従業員の数、決められた協力業者の数しかありません。しかしそこで、どうやるか?と組織力で考えます。従業員からしてみたら、断れば良いじゃん!と言う事を言っている事は私の耳に入っていましたよ。でもね、一回断ればいいや!次も、又次も!と緊張感がなくなってしまいます。又忙しかったら断れば良いや!てね。緊張感がなくなった地点で成長は止まります。逆に緊張感が無くなった事で落ちていきますね!緊張感がなくなった地点で俺は会社を辞めた方が良いと思っています。なぜか?俺はダラダラ生きたくないからね。
頑張って頑張って、さらに必死で頑張る事で何かが見えるんだよね!頑張る!って言っても一日は24時間世界、人類共通だからね。どうやって24時間を過ごすかだよね。
名尾建?皆んな頑張っていますよ!名尾建の今の若手は凄いよ!士気が高くてね!ホントガキのくせにね笑笑。頼もしいよ!でも俺の士気の高さにはまだまだだね!マァガムシャラに頑張ってもらいたいね!一生懸命生きていれば先に何かあるからね!俺はもっと頑張ろ!だね。
2024
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