階段を作っています。ブロックは古屋さんが積み、袖壁は森部長と奈良課長が作り最後の階段型枠は森部長と小林で作っていました。
最後の写真はコンクリートを流し込む前の写真です。この階段の型枠は私が見た限り完璧の仕事です。きっとコンクリートを流し込んでもビクリともしないでしょう。型枠大工さんからするとここまで型枠を固める必要ある?と言う人はいると思いますが?しかし8時から17時迄、時間があるならやった方が良いです。もし時間が17時に間に合わないなら? 残業、もしくは次の日のコンクリートを打つ時間をずらしてもやった方が良いです。これだけやれば悔いが無いですよね!もしこれで失敗したとしても次に繋がります。この様な行動が本当の仕事だと思います。
私の仕事に対する信念は、綺麗な仕事をやりお客さんに喜んで頂き胸を張って又お願いします。と言い続ける事の出来る会社です。ちょっと長いですがこれが私の信念です。今私が現場を見て一番思う事は良い仕事、綺麗な仕事、正しい仕事を知らない人が多いと言う事です。ブロック積み1つとってもそうです。化粧ブロックを積み、モルタルが付いていても気にしない?人が多いです。ブロックのメジもですが天馬のメジを仕上げる事を知らない人がいます。結果、上手い下手とかでは無く、正しい仕事を知らないだけですね。現場監督も私より10歳、20歳年下は当たり前で私は施工中に現場監督に説明をします。綺麗だろ!てね。
今、土木建築業界で一番問題に思う事が高齢化です。若い人を本当に見かけなくなりました。何故こんなふうになったんだろう!といつも私は考えてしまいます。一番思う事は賃金です。今の時代、最低賃金が千円を越します。コンビニで8時間労働で8000円、土方を8時間労働プラス通勤時間を足しても8000円から10000円ではやらないですよね!ここで一番悔しいのは、現場作業員とコンビニの店員の仕事内容が一緒と思うと、とても悔しいです。 賃金問題は名尾建の様な零細中小企業会社が利益を出す事に努力をして若い人達が仕事を覚える事で稼ぐ事が出来る!と希望が持てる職業にしないといけないと思います。10年経ってあらかた仕事を覚えた時に最低賃金の倍以上のお金を稼ぐ事は当たり前にしないといけないですね。本当に難しい問題ですね!頑張ろ!
2021
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