今日は朝から板橋区四葉の現場に行きました。この板橋区の現場は基礎工事は終わり、外構工事をやっています。この現場の担当は小林さんです。この様な小さく見える現場でも金額は600万円を越します。小林さんも名尾建で20年以上のベテランです。名尾建材の時はダンプから始まり、掘削、残土処分の根切り屋、外構工事、宅地造成工事など建築土木業界のだいたいの工事を経験して来たつもりです。今からの名尾建は今一番力を入れている基礎工事を始め外構工事や造成など、全てに関わろうと考えています。
私達の時代は見て覚える!時代だったかも知れませんが、私が20才ぐらいの時はバブル景気の時代で何せ、人が足らない時代でした。私が21歳の時、100万円で中古ダンプを買った時、1日の常用が28000円でしたが、型枠大工の常用が35000円だったのを覚えています。とにかく、今思えば変な時代でした。その様な時代だったので、1人1人に構う事が出来ず、とりあえずやってみろ!っと言う時代でした。今の家庭環境と同じようです。子供が4人も5人もいたら勝手に育てほっときますが、一人っ子や2人だと何から何まで気になりますね。昔は自由で、今の時代は管理、監視されている様な時代ですね。昔と今を経験している私からすると昔の様にほったらかしの方が幸せな時代でしたね!そんな今の時代、若い人達にどのように教えるか!ですかね。この現場で小林さんに着いている石森は後2ヶ月で名尾建に入り三年になります。白崎も後4ヶ月で三年です。一応、まだまだですが、基礎工事は職長として行っています。これからは外構工事も覚えてもらおうと思います。今、小林さんは2人にL型や縁石、U字溝、トレンチ桝、管などを教えています。私が観た限りでは管口の仕上げなどはとても綺麗に仕上がってました。石森が仕上げたそうです。
私も今日の目的は加畑と高さ900.長さ5000程度擁壁を組みに来ました。ちょっとした型枠でしたが、型押しの型枠でかなり難しい仕事なので、丁度良いと思い加畑と来ました。私は手を出さず、支持だけで施工は加畑です。私と小林さんは立っているだけですね!観ているだけが一番難しく、イライラする時間ですが、逆に若手が仕事を覚えて来ると、とても嬉しいもんですね。そして私達が歳をとった時、楽になると思います。
若い人達に正しい仕事、綺麗な仕事を教えとけば、完璧では無くても、後はほっといても覚えて行きますね。後は経験ですね。
帰りに加畑と話していましたが、加畑の彼女は建築設計士を目指し大学で学んでいるそうですが、私が加畑に言いました。大学で毎月10万円以上払って勉強するなら建築設計会社に入社して給料10万円もらって勉強した方が良いよな!っと話していましたが、家に帰り考えていると、一から教えようとする建築設計会社が無いのかも?っと思いました。私の時代、高校卒業でも銀行に就職出来ましたが、今の時代は大学卒業で無いと就職出来ません。何で?っと聞いた時、大学卒業の人の方が、一般常識が身に付いてるそうで一般常識を教える時間がもったいないそうです。一般常識を教える時に信頼関係が出来るのに!っと思いますね。今から人を育てる事の出来るいろいろな職種の中小零細企業が出来れば、大学に行かなくても良いんですけどね!
名尾建は中卒でも大歓迎ですよ!勉強は算数が出来れば十分です。算数ぐらいなら俺でも教えられます。後は気力と根性かな?頑張って仕事さへ覚えたら、一生飯は食えますよ!何か会社の社長では無く、先生になった言葉ですね^_^マァ良いや!今日も頑張ろ!
2021
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