私もこの土木建築業界で生きて来て35年以上になります。知らず知らずとこの業界もかなり変わって来ました。一番変わったな〜と思う事はルール!安全!税金!ですかね。変わらないのは賃金だけですね。土木建築業の平均年収は約420万円それも東京近辺で、地方に行くとさらに安く330万円と言われています。何でこんなに安いのか?と考えると、暗黙の了解であまり税金面でうるさくなかったからです。日当1万円でも月に25日出れば25万円、昼夜で50日働けば50万円手元に現金が残っていました。サラリーマンの方々からすれば税金を払うのは当たり前!と良く言っていました。勿論それが常識であり当たり前の事です。
しかし税金面の分、約3割の税金面をわざと日本国の政治家が誤魔化させていたから、ゼネコンと言われる大手土木建築業の会社は職人を安い賃貸で使え利益を出していたのでしょう。しかし土木建築業の業界もサラリーマンと同じ様になって来ている為、職人の賃金が高騰しているのでしょう。平均年収420万円がきっと600万円ぐらいになると私は考えています。
何故なら最低賃金を日本国が1600円を目標にしているからです。簡単に考えても今現在の1.5倍です。まぁ1.3倍には日本国の賃金は上がると思います。年収500万円の人は650万円、700万円の人は900万円、800万円の人は1000万円の様な感じだと思います。1.3倍と言うのは、サラリーマンの業界で土木建築業の業界は1.4から1.5倍になると私は考えています。何故なら土木建築業界の賃金が安すぎたからです。
そうなると人件費、材料費、輸送費、建設機械費が全て1.5倍と考えると新築マンション、新築一軒家がちょっと前の1.5倍から1.7倍になるのは当たり前、大阪万博の値段高騰は当たり前だと私は思います。きっと大阪万博が始まった時、日本国のインフレに気付くのだと思います。
この今の日本国の変化に対応して行く事が私、名尾俊太郎の経営者としての役割だと考えています。今、私が経営者として1番考え無くてはいけない事わ?と聞かれたら、当たり前の様に答えます。従業員の賃金アップです。それしかありません!賃金を上げる為に何をするか、働き方の意識です。時間の使い方や、準備の仕方、人とのコミュニケーション能力向上ですね。今迄の職人気質!では賃金アップには限界があります。この様な事を教育する為に毎月一度の勉強会を名尾建は行っています。講師は俺!俺、名尾俊太郎ですね笑。マァ経営コンサルタントよりは10倍いや、1000倍良いかな笑。
賃金を上げる為には会社自体の利益を上げなくてはいけません。上げる為には何をするか?3人でやる事を2人でやる!3日でやる事を2日でやる!こんな事は当たり前です。頑張れば出来る事ですね。周りの会社のやって無い事をやる!ですね。今の日本国の大手企業はシステム化され、自分の仕事はこれ!あなたの仕事はそれ!コイツ仕事遅いな!では無く、自分の仕事をやり終えたら周りの仲間の仕事を手伝う事をする事で、生産性は伸びます。思い遣りですね。自分の仕事だけをやるならば、こんな楽な事はありませんね。俺はいつも思うんだけど、鑓水にある消防士なんだけど、東京で震災が起きた時に日本全国から集まる所なんですが、いつも一生懸命国民の為に訓練しています。しかし敷地内の草刈りなどは税金を使い業者がやっています。自分達でやれば良いのに!と思いますね。自分達の仕事はコレだけ!何ですね。大手企業も一緒ですね。掃除の方々がいて掃除は俺の仕事では無い!てね。
大手企業には出来ないけど零細中小企業なら出来る!て事をやるべきですね。
この業界の不安な所は賃金が上がる事で外国人の経営者が金額を下げ取り出す様に思いますね。コレから外国人経営者がこの業界も増えると思います。何故なら賃金が上がるから!土木建築業界の職種でも直ぐに覚えられる職種もあります。この様な職種は外国人経営者が入りやすい職種ですね。その様な職種は賃金アップが難しいですね。名尾建の職種内容は結構技術が必要です。さらに経験がさらに必要ですね。名尾建は働き方の意識!技術を上げる!1番必要なのは思い遣りですね!
来年は勝負年ですね!俺は毎年、毎月、毎日勝負ですよ!今日も頑張ろ!
2023
28
Dec Copyright © 硬派な生き方 All Rights Reserved.