1月6日名尾建の仕事始めです。午前中清瀬の現場で位置出しを行い午後に会社に戻り新年の挨拶をすると、一番最初に気になる事を古川に聞きます。トメとゲンキ来てるか?と!来てますよ!と聞いて、そうか!良かった。と思います。トメは見習い4か月目の18歳、ゲンキは見習い2週間目の20歳です。トメは遅刻の常習犯の為、なかなか正社員にはなれません。名尾建は中途採用の場合正社員になる為には3ヶ月間見習い期間を設けています。遅刻は勿論、名尾建で働く事が出来るか判断もするし逆に判断もしてもらいます。トメも少しずつですが社会人としての自覚!が分かってくると思います。ゲンキには、とにかく3ヶ月間働いて見て判断しろよ!と声を掛けています。3日頑張れば、3ヶ月耐えられる、3ヶ月耐えられたら3年耐えられるだろう!と言う昔の修行の心構えの話もあります。仕事を判断するのに3ヶ月は働いてみろよ!と私は思います。
人は誰でも3日間では仕事、会社に馴染めず逃げ出したくなる時期、3ヶ月経つと、仕事には慣れて来るがコレが俺のやりたかった仕事なのか疑問を持ち始める時期、3年経つと仕事は出来るようになるが毎日が同じ繰り返しで将来に不安を持ち始める時期と昔から言われています。とにかく3ヶ月頑張ってみて判断すれば良いと思います。何年か前の話ですが、2日、3日働いて辞めた若者がいましたが、その時は流石に俺も2日、3日で俺のやっている仕事をこんなクソガキに判断されたく無いと思いましたね。
昨日の清瀬の現場はコロナ病棟を作る仕事です。昨年の12月半ばから話はありましたが昨年暮れに動き出しました。名尾建で施工する所は基礎と外構工事です。基礎の大きさも約75メートルX約14メートルの基礎が3か所あり、全長で言うと1kメートル以上あります。工事金額も2000万円以上あると思いますが、この工事を3週間で終わらせます。元請け会社の次長から電話があり、工期が無いから、頼みます!と言われたので、私は一言返しました。こっちは現場を見て興奮してますから!とね。次長から一緒に頑張りましょう!と返事がありました。この現場には多い時で70人以上の鉄筋、型枠大工、名尾建を含めた職人が入ります。元請けの現場所長を中心に一つの現場をこの様な人数でこなし、達成する事がこの仕事の一つの魅力ですね。
昨日、清瀬に来ていたメンバーは竜馬、凱、レオン、昭次郎と私の5人です。25歳、20歳、18歳が2人です。今の土木建築業界では信じられない光景です。ここの現場所長にも凄いだろ、良いだろ!と私はいつもの事ですが自慢します。現場所長も良いよね!と言ってくれます。若者は馬鹿だけどパワーと勢いだけは凄いよね!と話していました。
名尾建の様な零細中小企業は頭を使い考え無いとダメだといつも私は皆んなに言っています。上場企業は考え知恵を出し稼ぐ企業。それ以下から底辺迄に零細中小企業と言われる名尾建の様な会社があります。それ以下から底辺迄の会社の経営者は馬鹿が多く考える事が出来ずに上場企業の真似をする事ばかり考えます。だからリズビーチの様な人材紹介の様な会社が成り立つのだと思います。上場企業の社員をスカウトして零細中小企業に入れて、一生懸命上場企業の真似をしようとしています。売上が5億を越すとこの様な行動をする経営者が出て来ますね!俺からするとその様な経営者は幸せちゃんですね^_^俺はいつも言います。上場企業と同じ事をやっても勝てるはずが無い!てね。だって勉強が出来、頭の良い集団会社だからね。俺達は俺達のやり方を考える事がベストだと思います。ただ一つ言える事は零細中小企業の経営者が努力する事で今の大手企業よりも、若者に希望を与える事が出来ると考えます。私達の様な会社では、経営者と社員との距離、温度感が近いですからね!
私の考えがあっているならば若者が希望を求め集まって来ます。しかし私の考えがあっていれば!ですよ。後は俺が本気がどうか判断するのは若者ですね。私の一つの目標は年収1億です。しかし65歳で必ず名尾建を退職します。すると1億のお金が余る事になります。1億のお金を20人に分ける事で1人500万円の年収が足される事で年収1000万円稼ぐ人が20人出来るかも知れません。だから私が年収1億稼ぐ事は目標では無くあくまでも目的です。働く人達に希望が生まれます。しかし面白い事で、私が65歳で退職しないと希望が失望に変わりますね!その為には今の課長連中を中心に名尾建を盛り上げ一年でも早く俺を退職に追い込めば良いと思いますね^_^
私が周りの会社を見て1番意地汚いと思う事は会社に執着を持っている経営者です。会社に愛着は絶対に必要ですが、執着は意地汚く見えます。当たり前です。自分の事しか考えて無いからです。そんな奴ばかりですね!いくつになっても反面教師が一番の勉強ですね。俺も後10年!死ぬ気で頑張りますよ!