
私も来年3月に56歳になります。日々がめちゃくちゃ早く感じています。若い頃は一年が長いのに歳を取ると一年が早く感じるのは経験だそうです。初めて登る山があり、後ここから30分と書いてあると後30分か?と単純に考えひたすらまだか?と思いながら頂上を目掛け歩きます。しかし下山で歩いていると、ここ歩いた!と思う為、後何分?と分かってしまいます。これが経験ですね。だから下山は早く感じるんだそうです。俺もこの話を聞いた時、納得しましたね。経験をすればするほど1日1日が早いと言う事ですね。
私は55年間生きていて、どうゆう人生が楽しい人生なんだろう!何が楽なんだろう!何が苦しいんだろう!とたま〜にフ!っと考えます。
私も若い頃はお金持ちになりたい!良い車に乗りたい!良い家に住みたい!などいろいろ考えた事がありました。しかし、現実歳を重ねるに従って思う事は上には上がいて、頭を使いお金を稼がなくてもお金がある人がいると言う事が分かりました。1000万円の時計をして自慢していても2000万円の時計をしてる人がいたら1000万円の時計をしている人はどう思うのか?って。1000万円の時計をしている人は本当にその時計が好きで買ったのかな?ってね。船の話しですが、クルーザーを何億も出して買い、知り合いがさらに高いクルーザーを買ったそうです。なんで?と聞いたら負けたくないから!だそうです。そのクルーザーが好きな訳で無く、負けたく無いからと言う、とてもくだらない、お子ちゃまみたいなお金持ちもたくさんいます。
私が良く使う言葉で意地で使うお金はいつか返ってくる!見栄で使うお金は逃げて行く!と言います。それが生きたお金、死んだお金です。ジャア、意地でお金を使おうとしても、意地、見栄は紙一重の時もあり、意地と見栄も歳を重ね、結果、意地で使ってた、あれは見栄だった!って分かる事ですね。あくまでも経験です。
唯一、私の良い所は意地と見栄のくん別は分かると思っています。ただ一つ私の最高の贅沢は物作りが大好きな所です。昨日も置場で小池さんと、槇尾が担当の千葉大学の外構工事の型枠の加工をしていました。現場を想像して加工をしていると、とても楽しいです。最近完成したスタジオ件セミナールームの施工もとても楽しかったですね。
必死!と言うテーマですが、妻の真由美に将来、名尾建をどうしたいの?社員を多くしたいの?売上を伸ばしたいの?と聞かれ、俺はもっともっとただ必死に生きたいだけだ!と一言言いました。
真由美の母親は静岡県焼津市の人ですが、小さなスナックをやり、1人で子供3人育てた母親でした。65歳で仕事をリタイヤし、71歳で亡くなりましたが、いつもニコニコしていつ死んでも悔いが無いと言っていました。いつ死んでも良い?何で?と私はいつも疑問でした。今、1番話したいのは、焼津の死んだ母親ですね。質問はシンプルです。何で死んでも悔いがないの?ってね。
分からないですが、きっと必死だったんだろうな!って思いますね。人生が!人それぞれ必死!と言う感覚は違いますが、一生懸命などいろいろ言葉はありますが、必死!が1番人生、生きていて無!に慣れて幸せの様に思います。
今、名尾建の経営者として、無!になれるぐらい必死に生きたいですね!まだまだ余裕があり過ぎますね。余裕があるから余計な事を考える!必死になれば、スイッチはONのまんまですから!一番楽になる様な気がしますよ!もっと必死にならないとですね!必死!良い言葉ですね。