私も56歳になり仕事や趣味、人生など生き様を振り返りいろいろと思う事が出て来ました。1番思う事は?仕事ですかね。私の仕事は土木建築業です。この4、5年ですが、名尾建に若い世代を入れようと考え出し、ハローワークから始まり2年前から拓巳が名尾建に入り人事部を作りました。正直会社が大きくなるのも、運!人が増えるのは、縁!と言う考えでした。しかしこの様な考えは間違えだと直ぐに気付きました。
何だかんだ言う前に動いてナンボ!ですね。自分から動がなければ良くなるはずはありません!積極的に話をしていかなければ前には進みません!無駄かもしれないが動く!ですかね。周りは何もやってはくれないし、助けてくれる訳ではありませんね。いくら正しく、良い行動をしていても人は集まりません。習い事も仕事も一緒で勘違いしやすい事が多いですが、噂が噂を呼ぶと言われていますが、そんな事で周りの人達に分かるはずがありませんね。やはり、知恵、工夫(考える)事をしてナンボですね。
私も馬鹿だから拓巳が来て名尾建に人事部を作った事で気づいた事が多々あります。
何故、人を増やしたいか!きっと物作りが大好きな私は物作りって良いよ!と伝えたかったのでしょう!もし、私が花屋さんなら花屋の魅力を伝えていたと思います。結局、最近思う事は伝える事が仕事!と言う様に考える様になりました。ちょっと前ですが、長女のさつきはエステサロン、たかの友梨ビューティクリニックで働いていた時の先輩3人がnao cafeに遊びに来てくれました。その時30代前半の先輩の店に妻の真由美さんが顔の施術を受けに行かせてもらった時、自宅に帰って来た時に真由美さんの顔がキリ!としていて、ビックリした私がいました。 その施術をしてくれた先輩に凄い技術だね!と私が言うと、とても喜んでくれました。彼女はたかの友梨ビューティクリニックを退職し、自分で店を出したものの、ビジネスを何からやっていいのか分からないんだと私は思いました。
仕事とはお客さんが喜んでくれる事は当たり前です。そのお客さんが喜んでくれる、その技術を下の人達、後輩に伝える事が仕事の意味だと私は思う!と言いました。後はあがいてナンボですね。
それ以上の深い話はしませんでしたが、私も物作り!と言う技術を後輩に伝える事が仕事だと思い実行しています。その為には伝える若者を会社に入社させる事から始まります。いくら技術があっても伝える人がいなければいけません。その為に名尾建は会社の整備から初めました。1番に考えた事は制服です。清潔感を出す為に名尾建の作業服はホワイトとネイビー色にしています。後全社員には私の思いを伝えています。今、1番伝えたい事は、とにかく名尾建に働きに来た人に仕事の魅力を伝える事、次は仕事に専念出来る環境を作る事が先輩としての役割だ!とね。若者が仕事を覚える事の出来る環境を邪魔している先輩がいたならば、その先輩を注意する、さらには潰す事の出来る人でないと上には立てませんね!先輩を立て、後輩の仕事を覚える環境を潰す様では上に立つ資格は無いと思います。
コレも最近の話ですが、今現在、10代から30代の若者がこの4年間で20名以上の従業員が入って来ました。私の考えですが、約2年ほど経つと専務と話し合い簡単な現場から職長として行かせます。勿論プレッシャーに負けてしまうようであれば、又先輩について自信が付いてからですがね。しかしほとんどの若者はチャレンジし、成長して行きます。
ある元請け会社の一部の現場所長の話しですが、20歳の若手社員が職長として現場に行き失敗してしまいました。その時は当たり前ですが、当社の管理ミスだと反省しました。又今度も違う20歳の社員がコンクリート施工に間に合わないかも!と思い朝、7時前から作業を行い近隣の住民から苦情を受け問題になっています。8時前に音を出す作業をした事は常識外れ、私の教育不足だと反省しています。
コレは私個人の考えですが、勿論8時前に作業をした事に関してはルールを守れず教育不足です。しかし現場を間に合わそうと朝早くから作業をしていた従業員の気持ちは嬉しく誇りに思います。若手従業員からすると私、名尾俊太郎の言動、行動がこの様に写っているんだと思います。この事に関しては私も反省と言うかもっとしっかりと伝えて行く事だと思います。
しかしこの現場所長は若い従業員が自分の事しか考えていない!と注意されました。最近の名尾建は若い従業員を使い金儲け主義の様に写っているみたいです。コレはかなり私としてはショックですが、確かに側から観ると現場所長の言う事は正解かも知れません!
コレは私の考えですが、2年間先輩達に付いて仕事をして来て、この現場なら出来るだろう!と思い職長として会社としては行かせています。絶対大丈夫か!と聞かれたら、?ですけどね。しかし後は現場で覚えるしかありませんからね!私は現場所長からの立場からすると若い職人が来て、指導する事が楽しいんではないか?と思っていました。当社がメインで仕事を頂いている大和リース株式会社と言う会社がありますが、この会社の現場所長達は名尾建の若い従業員が職長で来ると喜んで教育してくれています。名尾建の若い従業員達も現場所長に名前を呼ばれる事ですらとても喜んでいます。自分の存在意義ですよね!ダメな所を現場で教育され自立してくると、面倒を掛けた現場所長に恩を返す為にいつも以上に頑張る様になります。勿論、大和リースの現場所長は私に言ってくれますよ!まだこの子は職長としては早いな!とかね。人を皆んなで育てる!コレが社会だと私は思っていました。今の時代、結果が全てなんですかね!
しっかりやる事が当たり前!だけではないですね。
江戸時代から言われている言葉で、人.物.金!と言う言葉があります。人を大切に育て、物を作り、お金が付いて来る!と言う事ですが、今の時代は金が最初で人が最後になってしまいますね!俺が金儲けに専念したら勿論もっと儲けますよ!でもこんな考えでは、人は集まりませんよ!
今回の件にしてもいろいろ考えさせられますね!もっと考え頑張らないとですね!難しいですね。
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