昨年4月から人事部を作り若者を増やそうと考えだし、いろいろ頭では分かっていますが言葉に表す事はとても難しいもんです。しかし最近になり言葉に仕方が何となくかも知れませんが分かってきました。
何年か前から週休2日制、残業無し、年に大型連休ありと、気持ち的に楽な考え方が魅力ある会社だとアピールしだし、土木建築業界は無理だと思っていましたが、ここ最近は土木建築業界もすっかり変わり休みも多くなって来ました。土曜日ができない現場も多々あります。
しかしこの様な会社システムを作り、その様な会社は人が集まって来たか?と言うと全く人は集まっていません。結局今の若者は?と言っているのは私達から上の年代で休みたい、楽したいは私達の年代なのかもと思う事もあります。
私の仕事への考えは一貫して勝負です。仕事は戦いだと思っています。もし隣で全く同じ作業の現場があるとして、隣の現場作業員は3人で休憩もせずにガツガツ働き2日で現場を終わらせました。しかしこちらの現場は休憩をしながら楽しそうに4人で3日で現場を終わらせました。確かに両方とも正解だと思います。しかし私の考えでは、4人で3日で終わらせた会社はこの勝負は完敗です。何故ならカッコ良くないからです。私にとって勝つか負けるかはカッコ良くかカッコ悪いかの違いです。それとは別に一人20000万円と考えた時、早く終わらせた会社は12人で24万円です。片方は12万円です。カッコ良い上にお金も稼ぎます。当たり前ですね。
どっちがカッコ良いか?こんな単純で当たり前の事はどんな若者も分かっていると思います。ただ一つ言える事は仕事は勝負と考える様なガツガツするのが嫌いだ!と言う人はその様な仕事、会社で働けば良いと思います。
後一つ私からしてカッコ良い会社は何でも出来る!ですかね。名尾建は基礎工事は勿論、外構工事、造成工事など幅広く施工しています。設備屋さんがいないと言えば設備工事も出来ます。やはり現場所長に頼られる事も嬉しく思うしカッコ良く思いますね。結局私は、名尾建で働く若者をカッコ良く育てる事が私の使命に感じています。
後一つ魅力!と考えておかしいと思う事は足場屋や型枠大工さんの様に親方制度の手間請けでやっている会社も多々ありますがお金を稼ぐ事に関しては魅力はありますが、お金で解決の様な考え方では人は成長しないと思う時があります。私も現場手間請けにしたらお金の面は楽になると思いますが、ガツガツするとこがお金になってしまい人間味がなくなる様に思います。
経営者の仕事は社員に楽をさせる事でもありません。ガツガツお金を稼がす事でもありません。人を育て希望を持たせる事が仕事と言うか役目です。人が成長すれば給料(お金)は付いて来て当たり前の物です。
名尾建は福利厚生もしっかりして休みもしっかり取れ給料もそこそこ取れ、安定したしっかりした会社だと思われるより、私の考えはカッコ良い会社を目指して行きたいですね。会社の魅力はカッコ良さと人間味だと思いますよ!頑張んないとですね!
2022
25
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